スマホと連携する湿度計のセンサー

湿度計というと従来は本体と一緒になっていたり、単体で機能するスタンドアロンタイプが主流ですが、近年はスマホと連携するタイプが普及しています。スマホで湿度を確認することができるので、スマホが実質的に離れた場所にあるセンサーの数値を読み取れる湿度計本体となります。またセンサーは無線で多少距離があっても届きますから、1箇所で複数地点の湿度を確認することができます。例えば方角による室温の違いを調べたり、四隅と中央の部屋の室温、戸建てであれば1階と2階を確認するのにも役立ちます。

湿度計の本体があるところまで出向く必要がないので、一度センサーを設置すれば夏も冬も関係なく、快適かつ集中的な湿度管理が実現します。スマホと連携するIoTタイプの湿度計は、センサーが読み取る数値に条件を設定することで、他のIoT機器の電源を入れたり設定を変えるといったことも可能です。湿度が一定以下に下がったら加湿器の電源をONにする、逆に上がったらOFFにするといったことが容易です。加湿器と同様に除湿機の電源も操作できますし、湿度が上がりそうな時間帯を予測して、スケジュールで電源のON・OFFをすることもできます。

湿度計はあくまでもセンサーとして働くわけですが、アイデア次第で応用可能ですし、生活をより快適にできるのは間違いないといえます。本体が湿度を記録するタイプであれば、冷蔵庫のように電波が届かない場所でも使えますし、後でスマホを使いログが確認できるので便利です。

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